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OHDの優位点 

SDGSへの貢献 

 

OHDによる廃棄物処理システムは、SDGsの17の目標達成に直接・間接に大きく貢献します。
 大きくは廃棄物の処分のために排出される温暖化ガス(CO2)の発生を大きく抑制します。「目標13 気候変動に具体的な対策を」  のに貢献します。

OHラジカルの民生利用で、「目標7 エネルギーを見みんなにそしてクリーンに 」「目標9産業と技術革新の基盤を作ろう」 「目標11 住み続けられる街づくりを}に貢献します。

OHDの石油化学製品を分解しの原油状態に還元できます。自然環境に流出したプラスチックやビニル袋等を再資源化することで「目標13 海の豊かさを守ろう」「目標14 陸の豊かさも守ろう」に貢献します。  

OHDの石油由来製品を分解し原油状態に還元できる能力は、先進諸国の排気電気製品や排気衣服などが発展途上国などで大量に野積みされ日々増量していく状況を、それを「資源化」することへ転換ができます。これにより「目標1 貧困をなくそう」「目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう」「目標 10 人や国の不平等をなくそう」へ貢献できます。

 人類が生存を続けられる地球環境を維持するうえで温暖化ガスの大量排出=化石燃料・石油化学製品の大量消費・廃棄を抑制する事が重要であり、OHDは燃やさず再利用への道を切り開くことができます。

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OHDの処理対象物 

 

OHDは炭素と水素の化合物から水素分子を奪い、化合物を細かく分解していく「有機物促進酸化分解」を小さなエネルギー消費で実現します。

有機物促進酸化分解は処理が困難であった様々な形状・性質の有機物をCO2.CO.H2Oと無機物まで分解することができます。分解の進行をコントロールすれば炭化水素として取り出すことで温暖化ガスとして排出される量を抑え燃料として再利用することもできます。 

処理できるもの 自然由来有機物 

野菜くずや魚介屑・食品残渣・草木など人工物でない有機物はなんでも処理できます。自然界では分解に長期間必要な脂を含んだ樹木なども問題なく分解します。

処理できるもの 化石燃料由来有機物 

太古の昔の生物の遺骸から作られた「石油」を原料としたプラスチックやビニル等は、有機物に添加物と熱と圧力などを加え様々な性状に作られたものです。元は炭素と水素の化合物なので促進酸化分解法により燃やさず、有害なガスなどを出さずに分解します。
 化石燃料由来成分をH2O・CO2・CO+添加物の無機質まで分解すると、大量の温暖化ガスを排出することとなりますが、石油由来成分の高分子炭素化合物を短く分断した状態で、分解室外に排出、冷却することで燃料化が可能な「原油」状態で取り出すことができます。
 燃やさずに燃料や再生プラスチック・プラスチックのリターナルユースへと貢献することができます 

処理できるもの OHDならでは  

OHDの促進酸化分解は「熱や圧力」のエネルギーによる分解ではなくOHラジカルの「水素を奪いとる力」に依存します。焼却等では相当な熱量と圧力が必要であったり、発生する有毒ガス対策等で分解が困難な「難分解性有機物」も常圧化で大きな熱エネルギーを与えることなく無害化・分解が可能です。近年問題となっている有機フッ素化合物( PFAS)やポリ塩化ビフェニール(PCB)も分解できます。

促進酸化分解では、対象物が化石燃料由来であるか自然由来の有機物であるかは問題になりません。水素を含む化合物で、その結合力がOHラジカルの水素を奪う力に対して小さければ同様に分解がされます。

 化石燃料由来であるか自然由来の有機物が混ざったものでも問題なく分解できます。水素を含まない無機物とは反応しないので、塩水が付着した海洋漂着ゴミ等も分解できます。

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運用コスト面

促進酸化分解は常温・常圧下でも発生させることができます。エアコンや空調機の除菌・消臭機能などはその実用例です。

OHDの廃棄物処理では、対象物の分子量が圧倒的に多くなり、それに見合ったOHラジカルの連続発生が必要となります。家電製品と同程度の酸化分解では間に合いません。
OHD内部でのOHラジカルの生成は、処理対象物が内包している「水」とマイナス電子の衝突によります。この時水分子が大量にあることが望ましく、そのため対象物に熱を与え水蒸気を発生させ、分解室内の充満させます。この熱を装置外から加えると相当なコスト・エネルギー消費が発生し、温暖化ガスを発生させるなど好ましくない状態になります。
OHDでは処理対象物に加える熱は起動時一回目のみ、底面に敷設したセラミックへの表面加熱だけです。起動時にセラミック表面の熱による有機物内の水分の蒸気発生・電子発生機からのマイナス負荷電子の放出・マイナス負荷電子と水蒸気分子の衝突・OHラジカルの生成・OHラジカルと有機物の衝突・有機物の分解 というサイクルができれば、有機物の分解時に発生する分解熱とセラミック表層と処理物が接触しさらに分解する際の接触分解熱がセラミック層に蓄積され、次の分解の熱源となる熱のサイクルを構成します。 つまり熱エネルギーの外部からの付与は初回一回のみできわめて低いコストで大量の有機物を分解することが可能です。

OHD装置の稼働には、処理物投入時のダンパー開閉・排気の無害無臭化用の触媒装置・装置内のガス移送のファン等の電力が必要ですが、焼却処理等と比較すると些少な範囲で完結します。
人による作業は、処理物投入作業がメインで、稼働中は無人で必要ありません。
運用に係る「電気・水道・光熱」「人件費」ともに小さく抑えることができます。「 

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